さらにドカッと雪が積もった
また、まとまった積雪があった。今年は今のところ雪が多い冬のようだ。
さすがにここまでの積雪になると、犬は除雪されていない山の中には入っていかない。
今回の積雪の前には、無積雪時とそんなに変わらず、1㎞ぐらいの範囲を遊びまわっていたが、一気にそれができなくなってしまったようだ。
無理もない。雪に埋まる深さが、ゆうに犬の足の長さを超えているので、胴体を含めて雪上をラッセルしなければ進めない状況になっている。
こちらがスノーシューを使って誘導してみたが、全く遠くへは行こうとしない、というか行けないので、常に見える範囲にいる。
時々雪上をジャンプしながら走ろうとするが、それも深雪では踏ん張りがきかないようで、すぐにまたモコモコと雪の上をうごめきながら移動する状況に戻る。なかなかに大変そうだ。
そして、こちらが引き返すそぶりを見せると、待ってましたとばかり、すぐに出発した地点、つまり車のある除雪されている道路の方へ自分から戻っていく。
ただ、この時期の朝の散歩はちょっとうれしい。
いつもの散歩時間だと薄暗い中で出発し、しっかり明るくなったころには散歩時間が終了してしまうのだが、最近ようやく散歩中に日の出を迎えるようになってきた。
まだまだ寒い日が続くだろうし、積雪もさらに増えるのだろうが、確実に日が長くなっているのが感じられる。
春の温かさを実感できるようになれるまでの最初の一歩を、日々ほんのわずかづつスライドしていく日の出の時間から予感できるようになってきた。