気楽にブログ

独りと犬1、猫1で暮らしている中で気づいたことや考えたこと、使ってみたものなどを紹介してます

犬の散歩のための電動自転車

昨年の春に電動アシスト自転車を購入した。

それまでは、もともと持っていたマウンテンバイクを使っていたのだが、ちょっとした坂道がつらくなってきたのと、ハンドルが低い前傾姿勢に疲れてきたためだ。まぁ、年くってきたんだろうね。

もうすぐちょうど1年になるので、購入時とそれから1年使ってみた感想などを書きとめておきたい。

散々迷った末に選んだのは、パナソニックのティモ・DXという自転車だったのだが、最初に注文したところは、注文後に納品まで2か月かかると言われ話が違うとキャンセル、cyma -サイマ-に納期を確認したうえで注文しなおした。

cyclemarket.jp

ただ、私の場合は体に合わせて27インチを前提に選んだため、まだ選択肢は狭かったと思う。それでも10万からの買い物となるため、絞り込むのにはそうとう迷った。

こちらの納期は約1か月ということであったが、それよりも結構早く届いた。まず感じたのは自転車自体の重さ、説明書にはバッテリーが切れても普通の自転車のように乗れると書いてあったが、それはとても無理だ。下り坂では大丈夫だが、平地ではちょっとつらい。少しでも上りになると、とんでもなく無理な感じであった。

しかし普通の状態がバッテリー前提なので、その場合には自重をものともせずにスイスイ走る。しかもアシスト力が3段階設定されているので、状況によって切り替えられるし、ギアチェンジも5段階に切り替えられる。

1日1,2回の犬の散歩程度だと、10日から2週間はバッテリーが持つし、パーセンテージでも残量を示してくれるので、たまたま残量が少ない時にアクシデントでもなければ、バッテリー切れで困ることはない。実際約1年間冬を除くほぼ毎日乗っていたが、バッテリーがゼロになって困ったことは一度もなかった。

自転車で犬の散歩をすると犬の運動量が増える。いそがしい時でも短時間で運動量をかせげる。歩くよりも長距離の移動になるので当然のことだが、犬の要求しだいでは長い時間走らせることもできる。

たまたまかもしれないが、前のマウンテンバイクの時には犬が予想外の動きをしたために2、3回自転車ごと転倒させられている。しかしそれよりもずっと長く乗っている電動自転車ではまだ転倒はしていない。何度か危ない状況はあったが、自転車の重さに助けられたと思う。

半面、走りからの急なストップには気をつけなけらばいけない。自重が重いので普通の自転車のようにはすぐには止まれない。おまけに片手にはリードを持っているので、すぐにブレーキレバーを操作できなかったりする。

さすがに冬タイヤに交換してまでは乗らなかった。なので1、2月は全く使わなかったため、その間にバッテリーはゼロになっていたが、12月や3月は氷点下でもこの自転車で散歩していた。

自転車で走ると歩くよりは当然寒いが、この後の季節には陽気のいい休みの日など、のんびりと時間をかけて、春の日差しを浴びながら少し遠出したりすると、いろいろな発見や、様々な風景に巡り会える。

そんな中で、自転車の横を走ったり、速足だったりする犬を見ながら散歩するのが、至上の喜びになっている自分に気づいたりもする。