気楽にブログ

独りと犬1、猫1で暮らしている中で気づいたことや考えたこと、使ってみたものなどを紹介してます

Tractive 3G 犬用GPSトラッカー再び

 

前に犬用のGPSトラッカーの紹介をしたが、だいぶ使ってた結果、一部間違いもあったりしたので、その訂正も含めて二か月ほど使って分かったことを書いておく。

 

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まず、これは携帯電波での相互間通信が基本となっているため、スマホや犬側のGPSが有効であっても、両者の通信ができなければスマホ側で犬の位置は確認できない。

前の記事では、犬側が圏外であってもスマホ側の電波があれば大丈夫だと思う、みたいに書いてしまったがそれは間違いだった。

スマホが電波のあるところで動かないでいても、犬が圏外へ移動してしまうと、しばらくの間探した後に、「接続が弱いためにつながりません。後でもう一回試して」というメッセージがでる。

そんな時には電波が不安定な場所であるため、何回か接続を繰り返していると、突然位置を示したりするが、また消えることも多い。

最近は、林道の入り口で3時間と2時間半待たされたこともあった。しかし山を下りてくると圏内になって位置が分かるため、全く消息が分からないよりはかなり良い。その場をいったん離れても、林道入り口に近づいてきたのを確認して回収に走れる。

また携帯電波は、弱い場所ではその日の天候などの状況によって、結構大きく左右される。ドコモの職員に聞いた話では、木の葉っぱが茂る初夏から夏にかけてが一番影響を受けて弱くなるそうだ。実際に雪の日では以前トラッキングできていた場所で、全くつながらなくなったこともあった。

ソフトかGPSの不具合も何回かあった。犬の位置が実際とは明らかにずれていて、そのずれた位置のまま地図上で移動していたことが数回あり、たいていは少し時間をおくと正確な位置を示した。

全く機能しなかったことが一回あり、その際にはソフトを一回削除して、再びインストールし直したら正常に戻った。

やはり通常モードでは、15分から20分間隔でしかGPS確認しないために、これは離すときにはほとんど役に立たない。飼い主から離れた時には、いつもライブモードにしている。結果電池の消費量が激しい。たぶんバッテリーが100%でも3、4時間しか持たないんじゃないだろうか。

期間を指定して、その間の移動履歴を表示することができるので、同じ場所を利用する時には、前の時の移動経路を出すと、犬の移動方向を予測する際の参考になる。

ライブモードを利用しない場合でも、3日に一度は充電しなければならないので、やはりもっと大きくてもいいので倍くらいの容量は欲しいところだ。

スマホの位置と犬の位置の両方が表示される。誤差はふつう数メートルの範囲だと思べんり、衛星を経由するせいか早い移動の際には、3~5秒ぐらいのタイムラグが生じる。犬の動きを地図上でほぼリアルタイムで確認できるのは、なかなかに楽しい。

いろいろな制限や不具合もあるが、メリットも多いので、こまめに充電して毎日犬の首輪につけて外出している。アクシデントで離れてしまった場合にも役立ちそうだ。

一度牧草地のど真ん中をウロウロしていたことがあり、GPSで位置を確認していたら、どんどん反対側へ移動していたので、車道を大きく迂回して、数キロ先の車道に回り込んで回収したこともある。このTractive 3G 犬用GPSトラッカーが無ければできなかったパターンである。

 

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