キツネの人なれ
昨日、船に乗って携帯圏外の世界でほぼ一日を過ごすことができた。
新型コロナもほとんど影響のない、同行者以外は人間のいない世界だったが、休んでいたら人なつこいキツネが近づいてきた。
この時期はここには人間がいないが、どうやら夏場に人から食べ物をもらった経験があるらしい。こちらが動かないせいもあり、どんどん近づいてきて、同行者の臭いを嗅ぎ始めたと思ったら、そのまま2、3度かじってしまったようで、隣の同行者から、「こら、噛むなって!」という声が上がった。
キツネやその他のその他の野生鳥獣ににエサを与える人は後を絶たないが、結局車道から離れなくなり交通事故で死んでしまったり、塩分などを取りすぎてしまったり、人間の手などをかじってしまったりする。エサを与えることによって、ほかの住民が被害を受けることもよくある話だ。
また、キツネはエキノコックスという肝臓の病気を仲介するため、接触したりかじられたりすると、人の方が最悪死に至ることもあるし、エキノコックスは犬にもうつるので、人との接触の頻度を考えると、実際にはキツネよりもイヌから人へ感染する方が多いのではないかという話もある。
野生の生き物は自然のままに、彼らの生き方や生活リズムを変えてしまうような、過度な干渉はしないことが原則である。
この撮影にはスマホを使ってる。ASUSのZenfone3Ultraで撮影しているが、これはカメラ性能というよりも、私にとっては、ほぼ6.8インチという画面の大きさのみで選んだ機種だ。さすがにもう中古品しかないみたい。
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