伸縮リードもろとも脱走
伸縮リードとバンジーコードの組合せのお勧め
3日前の夕方の散歩中に、犬が逃げるシカを追って、手放してしまった伸縮リードの本体を引きづったまま、牧草地を突っ切ってはるか遠方で私の視界から消えた。
急いで自宅へ戻り、車に乗って脱走した現場周辺を探したが見つからず、またまた夜まで犬を捜索し続けることになってしまった。
これで野外泊3度目になったが、今回は翌早朝に明るくなった時を見計らい、探しに行こうと玄関を出ると、玄関前に犬がいた。誰か近所の方が回収してくれたらしく、千切れたリードのテープの端がしっかりと玄関前に繋がれていた。
以前伸縮リードの欠点として、長いほどに犬の瞬発力による、リードが伸び切った際のショックが強くなり、握力や腕力では耐え切れずにリード本体を手放してしまい、リード本体ごと走っていってしまうことがある、というようなことを書いた。
しかし、デカいリード本体やテープ部分が何かに絡まったり、自分についてくるリード本体を恐がって止まるので、たいていの場合はリードごと犬を回収することができていた。
今回は、シカを追って牧草地をほぼ一直線に突っ走ったので、見通しの効く牧草地ではどこにも引っかからずに、はるかその先のヤブの中のどこかで絡まってしまったと思われる。
そしておそらく何時間もヤブの中でもがいているうちにテープが切れて、自力で自宅付近に戻ってきたのだと思う。テープだけであれば、そんなに簡単に何かに絡まることはないので、切れてくれたことが幸いしたのだろう。
よって、フレキシジャイアントテープ本体はいまだに見つからない。おそらく二度と見つからないだろう。高い金額の脱走になってしまったが、犬を失うことを考えると比較にはならない。
ちょっとだけ選択に迷ったが、結局全く同じリードを、犬が回収された早朝に、即ネットで注文した。ただし、同じような状況になっては困るので、その防止策として今回は同時にカラビナつきのバンジーコードを購入した。