犬と晩酌は厳禁
ほぼ毎晩、日本酒を飲んでいることはだいぶ前にもこのブログに書いた。
程よく酔いが回って、かつ犬がそばに寄ってきたりすると、ついつい犬にも飲ませたくなってしまう。そして、これがまた結構な量を飲んでしまうのだ。
今までの犬は全て、幼犬の頃はアルコールを飲んだが、1歳ぐらいから後は飲まなくなったのだが、今の犬はもう2歳を過ぎているが、放っておくといつまででも飲んでいる。
さすがにマズイなと思ったのと、いくら飲んでも特にハイになったりするわけではないので、最近は与えるとしても、すべて飲み切った後の数滴を紙パックから舐めさせるのみにしている。日本酒だから単に甘さに惹かれているだけかもしれない。
こちらもすでに酔っ払いなので、ボケボケ失礼
そして、そのまま紙パックを与えると、分解して中身を最後まで舐めつくすのであった。
実は、酒好きの飼い主さんの中には、私のように時々犬にアルコールを与えている方が結構いるみたいだが、一般的に犬はアルコールを分解できないので厳禁となっている。
酔っ払いは、人にも犬にもついつい酒を飲ませたくなるようなので、絶対真似はしないように(お前が言うな!)
ちなみに、今日も1時間ぐらい山の中にいたが、こちらは昨日かなりの積雪があったために、ヤブ漕ぎ状態は少なかったようで、目の下のキズはかなり治ってきました。
バンジーコードのその後
以前このブログで紹介したバンジーコードだが、このブログを見て購入してくれた方がいたようなのと、そういえばその後のことを書いていなかったので、自分にとっての記録のためにも、ちょっと書き加えておくことにした。
結果から先に言うと、今現在も同じものを使い続けている。
ヤブの中でボロボロになった画像も載せたし、一回だけだが、笹ヤブに入って出てきたときに、カラビナが外れて予期せずに犬がフリーになっていたことがあった。 おそらくヤブの中で動き回っている時に、絶妙のタイミングで、カラビナの開閉部分がササに引っかかって外れたようだ。
まずバンジーコードの方は、ほかをざっと探したが良さそうな物が見つからなかったし、その後もしょっちゅうヤブには入るが、あんなにボロボロになることは無かったため、同じものを再度購入してショックアブソーバーとして使用している。
OUKITEL K9にスマホを急遽替えた
久しぶりのブログ更新になってしまったが、アクシデントがいくつか重なってしまっていた。最も大変だったのが、使っていたスマホが突然死してしまったことだ。
いきなり画面が真っ黒になってしまい、どうしても立ち上がらなくなってしまったのだ。その直前には動きがギクシャクしていたのに気づいてはいたが、まさか突然何もできなくなってしまうとは思わなかった。
何とか復活を試みたが、データをすべて捨てることを覚悟して工場出荷時に戻すこともできなかったため、その日のうちにあきらめてしまった。
国内の大手通信会社から購入、契約していたのなら、近くのショップに持ち込んで代替え機種や保険を適用させることもできたのだろうが、海外から購入しているため、メーカーに相談したり送ったりしている期間にスマホが無くなってしまうのにはとても耐えられない。
SIMフリースマホで、格安SIMでデータ通信、ドコモSIMで通話していたため、同じようにデュアルスタンバイが可能なことと、とにかく大画面であることを必須条件にして、たどり着いたのがOUKITEL K9だった。
ちなみに再起不能になった機種は、ZenFone 3 Ultraという機種で、画面は6.8インチだった。ほぼ4年使い続けていたので、まあ、買い替え時だなぁとは思っていたのだが、1日でも数時間でもいいので、余命宣言をしてくれると助かったのだが後の祭り(笑)
幸い注文したOUKITEL K9は、3日後には到着した。さっそく設定して今は普通に使っているが、急遽選んだにしては、なかなかいい選択をしたと思っている。
そもそもオーキテルというメーカーを初めて知ったのだが、安くて高品質というコンセプトが明確で良い。中国という国は嫌いだが、この機種のコスパはとても良いと思う。
ひとつだけ、防水仕様に対応していないのが残念ではあったが、そもそも海外のメーカーで防水対応はあまりないし、大画面優先なので、おおむね満足している。
右上の青丸がスマホの位置、つまり人間と車の現在地、左下の赤ラインが犬の直近の軌跡になる。そして上の「履歴」をタッチすると、任意の期間のすべての軌跡が表示される。
この時には白っぽく映っているのが川で、それを超えられなかったようだ。実際現地にも行ったことがあるが、無理やり泳がせないと犬自らは川を越えなかった。小さい川だが結構水量と流速がある。
川を渡れなくて川沿いをウロウロ移動していたが、1時間後ぐらいに青丸の地点に戻ってきた。もちろんその間には道路も歩道もない。
なので、激しいヤブ漕ぎを経て戻ってきた場合には、結構傷だらけになっていることが多い。頭から突っ込んだ場合に引っかかるのか、特に目の下が毎回のように出血している。本人は意に介して無いようではあるが痛々しい。
このブログで再三紹介しているGPS Trackerだが、新製品が発売されているのに気づいたが、まだ日本では買えない。バッテリーの容量を選べたり、首輪に装着するアタッチメントも改良されているのでぜひ手に入れたいと思ったが、日本で購入できるようになるには、数か月から長ければ半年後になるとのこと。なるべく早い発売を願う。
犬と一緒の山行
最近よく近くの登山道へ行っている。といっても山頂まで登るわけではなく、犬と一緒に登山口から少し散歩するだけだ。今日も近くの山に登ったが、ごくごく低い山だったので、一応ピークまで登った。
山を歩きだすと、いつもの散歩に比べて明らかに犬の表情が違ってくる。その動きもいかにも嬉しそうにアクティブになり、地面や空気の臭いをしきりに感じ取って興奮したり、神妙な顔で臭いを分析したり追ったりしている。
前々回紹介したバンジーコードもここまでは無事だったが、しょっちゅう密生した笹ヤブのやぶの中に入ってしまうので、この後とうとう悲惨な状況になってしまった。
この状況になった時には本人もヤブの中で身動きが取れなくなっていたため、仕方なく人間の方がササの中に入って行って開放してやった。
バンジーコードによるショックの緩和には、すでに慣れてしまっているので、今更それが無い状況には戻れないため、さっそく帰宅後に次のコードを注文した。
犬が尾を振る訳
この4日間、ほぼ犬と一緒にいることができた。
人間の方も幸せで平和な、犬と共にいろんなところへ出かけたり、家でまったりできたりした良い日々だったが、犬の方にとっても飼い主と一緒にいられてとても良かったに違いない。
もう何度も犬や猫を看取っているが、そのたびに必ず思うのは、もっと一緒にいてあげたかった、いろんなところに連れて行きたかった、もっと様々な経験をさせてあげたかった、動かなくなってしまった体を前にしていつも同じことを思う。
それは生きている時にどんなに努力しても、この後も同じ思いが駆け巡るのはわかっているのだが、それでも命ある時にできることは、なるべく同じ空間で同じものを感じていたいと思う。
おかげで日に何回も散歩を要求された。中途半端に短時間で済ませると、帰宅して間もなくまた外に出たいと言ってくる。
山はもちろん、近場の海岸にも出かけたが、波はちょっと怖いらしい。
近所の牛とのご対面も、なんか今回はノリがいいように感じる(笑)
犬が尾を振るということを、犬が心底喜んでいると思っている人がいるが、それは違う。尾を振るのは犬の心の葛藤だ。嬉しいけど怖いために、どう行動しようか迷っている状況なのだろう。その嬉しいと怖いの割合で、尾の振り方も行動も違ってくる。
相手の犬に警戒しつつも近づきたい、獲物を狙っているが飛びかかるタイミングを計っている時などは、尾はいつもよりも小刻みに振られる。つまり飛びかかろうか待とうか、もう少し近づこうか迷っているのである。
ちなみに上の動画では、ほんのわずかしか尾を振っていない。
本当に気を許している時、満足している時、リラックスしている状況では、犬は尾を振らない。
猫の方は相変わらずで、こちらがずっといようがいまいが、自分の気が向いたときに時々やそばにやって来て、撫でろ、かまってくれと要求する。それはそれで、とても猫らしくて良い。猫は猫のペースで、一緒の時間を重ねていければいいのだと思う。
伸縮リードもろとも脱走
伸縮リードとバンジーコードの組合せのお勧め
3日前の夕方の散歩中に、犬が逃げるシカを追って、手放してしまった伸縮リードの本体を引きづったまま、牧草地を突っ切ってはるか遠方で私の視界から消えた。
急いで自宅へ戻り、車に乗って脱走した現場周辺を探したが見つからず、またまた夜まで犬を捜索し続けることになってしまった。
これで野外泊3度目になったが、今回は翌早朝に明るくなった時を見計らい、探しに行こうと玄関を出ると、玄関前に犬がいた。誰か近所の方が回収してくれたらしく、千切れたリードのテープの端がしっかりと玄関前に繋がれていた。
以前伸縮リードの欠点として、長いほどに犬の瞬発力による、リードが伸び切った際のショックが強くなり、握力や腕力では耐え切れずにリード本体を手放してしまい、リード本体ごと走っていってしまうことがある、というようなことを書いた。
しかし、デカいリード本体やテープ部分が何かに絡まったり、自分についてくるリード本体を恐がって止まるので、たいていの場合はリードごと犬を回収することができていた。
今回は、シカを追って牧草地をほぼ一直線に突っ走ったので、見通しの効く牧草地ではどこにも引っかからずに、はるかその先のヤブの中のどこかで絡まってしまったと思われる。
そしておそらく何時間もヤブの中でもがいているうちにテープが切れて、自力で自宅付近に戻ってきたのだと思う。テープだけであれば、そんなに簡単に何かに絡まることはないので、切れてくれたことが幸いしたのだろう。
よって、フレキシジャイアントテープ本体はいまだに見つからない。おそらく二度と見つからないだろう。高い金額の脱走になってしまったが、犬を失うことを考えると比較にはならない。
ちょっとだけ選択に迷ったが、結局全く同じリードを、犬が回収された早朝に、即ネットで注文した。ただし、同じような状況になっては困るので、その防止策として今回は同時にカラビナつきのバンジーコードを購入した。
犬の狩猟本能2
先日、銃で撃った後に、藪の中に逃げ込んだヒグマを初めて犬に追わせた。
放した直後には、そこにいる数名の人間にあいさつするのが先で、少しの間じゃれついていたが、やがて血痕をたどってヤブの中に入っていった。
斜面を登っていった犬が、すぐにすごい勢いで斜面を駆け下りてきたため、一瞬緊張が走ったが、その駆け下りた先でヒグマが絶命していた。
なんのことはない。犬はヒグマの移動経路をそのまま忠実に再現しただけだった。つまり、ヤブに入ったクマは、少し斜面を登った地点で絶命し、斜面を転げ落ちてきたのだ。
斜面の下のヤブの中には、死んだクマを唸りながら執拗に噛みついて首を振っている犬がいた。
今日は、牧草地で撃ったクマが、同じように近くの林の中に走り込んだため、犬を出動させた。
やはり、林の中の笹ヤブに少し入った地点にクマはいたが、そこにたどり着いた直後に、ものすごい勢いで犬はヤブの中から出てきてしまった。今回のクマはまだ生きていたのだ。
犬が再びヤブに入ることはなかったため、仕方なく犬が入った方向へ進むと、2,3m先が全く見えない密生した笹ヤブの先に、わずかに動くことしかできないクマがいた。
犬は、ヤブから出て10Ⅿ程のところでこちらを見ている状態から動かない。気にはなるがいきなり目の前で動かれたために、ちょっと怖くて近づけない、といったところだろう。
もう少し獲物に執着しないとダメなようだが、反面獲物の怖さをきちんと感じることができることも必要なことだと思う。要はバランスなのだろうから、これから経験を積んで習得してもらおう。
それにしても、犬が獲物を正確に追いかける能力はすごいものがある。特にそれらしい訓練などしていなくても、持って生まれた本能だけで、このぐらいのことはしてのける。
全てが終わった後で気づいて驚いたのだが、顔がヒグマの血だらけになっていた。クマと接触したのではなく、ヤブの中で付いたものだと思うが、なにしろ見通しが超悪かったので定かではない。